ペットトラベルスキーム/マイクロチップ  Pet Travel Scheme / Microchip

日本から英国へのペットの持ち込み
ペットトラベルスキーム　Pet Travel Scheme

当院では　ペットトラベルスキームの手続きをお手伝いいたします。　ご相談ください。

2001年1月31日　英国への犬、猫の持ち込みに関する新制度 Pet Travel Scheme が日本でも適用されることになりました。
この制度の導入により　日本国内での指定の手続きを行い、約6ヶ月間の待機期間を終了した上で、従来課せられていた 6ヶ月間に及ぶ英国の検疫施設における係留が免除されます。

ペットトラベルスキームの基本的な手続きの流れは以下の通りです。

1. マイクロチップの埋め込み（動物病院で実施）
2. 狂犬病の予防接種（動物病院で実施）
3. 30日間の待機
4. 血液採取（動物病院で実施）
5. 狂犬病抗体の血液検査（日本国内でもできるようになりました）および検査合格通知取得
6. 6ヶ月間待機
7. 各種証明書の取得に向けての準備（動物検疫所を通じて作成）
8. 貨物代理店を通じた航空機スペースの予約と関連書類の引渡し（貨物代理店と実施）
9. 出発の24〜48時間前にダニ、条虫の駆除（動物病院で実施）
10. 各種証明書発行（動物検疫所）
11. 他の必要書類の確認
12. 出発

マイクロチップとは

マイクロチップは　個体識別番号を内蔵したとても小さなコンピュータチップです。
マイクロチップに内蔵されている番号は、専用のリーダーという装置を使って読み取ることができます。
リーダーが発する電波にチップが反応して番号を送り返します。
これをリーダーが感知してデーターを読み取ります。
マイクロチップは動物の一生涯にわたり皮下にとどまりあなたのペットを守ってくれる安全かつシンプルな装置です。
当院では世界どこでも通用するAVID社のマイクロチップを使用しています。

マイクロチップの注入と安全性

注入の方法は一般的な予防接種と同じ皮下注射とほとんど変わりません。
また注入の際の痛みもほとんどなく、ほとんどのペットたちは注入されたことも感じないほどです。

注入の際に　鎮静は必要なの？

NO!　マイクロチップの注入は他の皮下注射とほぼ同じですので鎮静は必要ありません。

マイクロチップにアレルギー反応はおこさないの？

マイクロチップは、不活性物質で生物学的適合性のあるものです。
ですからアレルギーの原因とはなりませんしいったん注入したマイクロチップに対してそれを受け付けないという反応もおこりません。

マイクロチップはどの位の期間動物の皮下に存在するの？

いったんペットの皮下に注入されたチップは薄いタンパクの膜で包まれ一生涯にわたり注入部位に存在します。
体の中を移動することもありません。
チップ自体からは電波のようなパワーは出ていないので体に対しても安全なのです。

何歳からマイクロチップは注入できるの？

何歳においても注入可能です。
子犬や子猫は初めての予防接種の時にマイクロチップを注入するとよいでしょう。
鳥・馬・その他のエキゾチックアニマルたちもどの年齢においても注入可能です。

ＰＥＴtracとは何？

ＰＥＴtracとは、AVIDのマイクロチップで識別されたペットの世界的な登録システムです。
ですから登録をすることにより、どの場所であなたのペットがいなくなってもより早くあなたの手元に戻ってくるのです。

登録費用？

1000円です。